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レデボウリア クリスパとは
南アフリカの乾いた大地で、くるりと波打つ葉を重ねる球根植物――レデボウリア・クリスパ。紫の斑入り葉は、窓辺に小さなリズムを生みます。
基本情報(分類・属名・原産地など)
科名:キジカクシ科
属名:レデボウリア属
学名:Ledebouria crispa
原産地:南アフリカ東ケープ州
タイプ:球根性多肉植物・夏型
魅力とは?
縮れた葉縁こそ個性。春の芽吹きが成長とともにカールを深め、寄せ波のように重なります。不規則に散る斑点は光と影のモザイク。小鉢ひとつで荒野の空気を運びます。
香りと花
初夏、背高い花茎に淡緑の星形花を咲かせます。香りはほのかなハチミツ調。葉のワイルドさとの対比が印象的。
育て方のコツ
- 光:遮光30%の明るい半日陰。
- 水:成長期は乾いたら潅水、冬は断水気味。
- 温度:5℃以上をキープ。
- 用土:多肉用土+軽石で排水性重視。
- 殖やし方:株分け・鱗茎挿し。
えんちょのひとことメモ
夕暮れ、葉陰に霧吹きを一吹きし弾む水滴が涼しげ。
冬に葉が枯れ落ちても球根はまた来春芽吹きします。